走り屋モドキをしていて唯一よかった事
年末年始皆様はいかがお過ごしでしょうか
私は親戚の家に帰っておりまして
能登半島地震からはや1年。1年前にあの場所で被災して辛い思いをしたのが、昔のような最近なような。複雑な気持ちです。
夏にも帰りましたが夏に帰るより、冬に帰った方がより記憶が蘇ります
せっかくおせちも準備してくれていたのに少しかじって、そば一玉食べてお腹いっぱいになってしまいました
気持ち的にずっと晴れない感じで、食べる気になりませんでした

そして地震の次は豪雨に見舞われ、もう嫌がらせとしか思えない始末
おかげで親戚の家は半壊+胸の高さまで水が来たようで床を張り替えていました
その時に私は関東にいたので被災は免れましたが、現地の人はもう可哀そうというかなんというか。
年始にいったときは名残もまだありました

そんな道中で思ったのが
「走り屋もどきしておいて本当によかった」
地震が起きて直後、じいちゃんばあちゃんを家からひっぱりだし
無理やり車に乗っけて、今朝とは違う地獄のような街中を走り抜けて逃げた訳ですが
走り屋卒業して少し前までは本当に人生にとって全然意味ないことしてたなー
役に立つとしたら仕事柄、車にトラブルあった時に冷静に対処できるくらいで、それ以外全く役に立たないことをしていたなー
くらいでした
ただ若い時?(今も若いけど)に体に染みついた物って大事だなと思って
地震でテンパっている中、超冷静にがれきを避け、マンホールを避け、車たちをクイクイかわし、大きな段差もこれなら行ける!とジャンプして
命からがら抜け出しました

これだけは本当に走り屋しててよかったーと心の底から思いましたね
あの2年間色々な車での経験がなければ絶対にあの走りはできなかった
人生に無駄なものは一つもない。といいますが本当にその通りですね
早く能登が、石川県が復興してほしいです